2015.02.14

GEVENALLE GX (ギブネール)入荷

前にもご紹介したシクロクロスなどで人気のギブネールですが、こちらに画期的な10段Dyna-sys対応のGXが発売されました。

これで、今まで出来なかったカスタムに対応出来る様になりました。

シクロだけでなく色々使えそうですね。

どういう事かと言うと次の通りです。(TKC PRODACTIONS様から引用)

シマノが30年前にMTB用コンポーネントを6速でリリースして以降、順調にその段数は増え、2014年の今年には11段に達しました。

8段まではロード用とMTB用でほぼ完全な互換性があったものの、9段で若干怪しくなり、10段でDyna-sysと名乗った時点で完全に断絶し、ロード用コンポーネントとシフトワイヤーの引き量が完全に変わり、ロード用のSTIレバーで10速のMTB用シャドーリアディレイラーを動かすことが不可能になったのです。

これが一部の愛好家に取っては大問題で、スタビライザーを装着し、チェーン暴れを抑制するシャドーリアディレイラーと最大36Tのワイドギアレシオカセットという組み合わせをドロップハンドルで使えないという事なのです。

また、急速に普及したワイドナローチェーンリングは、スタビライザー機能を持つリアディレイラーと併用して始めてチェーン落ちを防ぐ効果を発揮するもので、通常のリアディレイラーとの併用ではその威力を100%発揮できません。

そのため、MTBやファットバイクのドロップハンドル化、シクロクロスやモンスタークロス、グラベルグラインダーでの10段シャドーリアディレイラーとワイドギアレシオカセット併用の実現には壁があったのです。

ここに着目したのが Gevenalleで、今年の春先から開発を進めてきました。GXのGはGravelのGで、ブレーキレバーとDyna-sys対応左右シフターのセットでの販売となります。なぜなら、左右のシフターは今までのGevenalle製シフターよりもサイズが大きいため、CX、CXVには装着不可能であるためです。また、CNC製のシフター台座も専用設計となっています。

フロントを1枚で使いたい、という場合は左側の台座を取り外してご使用頂くことになります。ブレーキレーバー自体はワイヤー受けが2ヶ所用意されており、キャリパーブレーキ、Mini Vブレーキの引き量と、Vブレーキの引き量の両方に対応しています。

 

 

 

 


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