2012.10.08

chez mémé

パリからです！

久しぶりの投稿となってしまいました。。。
みなさんお元気でしょうか〜？！
パリはすっかり肌寒い季節となっております。

私事ですが、ついに LA ROTONDE を退職することになりました！！
自分でも本っっ当によく頑張ったなぁ〜と思います！！ブラボーです！！
そして次の職場も決まっております（＾＾）
新規オープンレストランなのですが、LA ROTONDEとは全く違ったタイプのお店で、新しいことをたくさん吸収でき、今からワクワクしています♪

さて、これから私のシェフ（兼オーナー）になる方が現在シェフをされているレストランに行ってきました！

chez mémé (124 rue St-Denis 75002)

入り口からして何やらステキなお店の予感がしました（＾＾）

入ってみると、やっぱりステキ！

お店の壁にはTGV（日本で言う新幹線みたいな電車）まで走っていました！

ではお食事♪

サービスでシャンピニョンを出して頂きました♪

そしてまぐろのタルタルをチョイス！

ここで出している料理はオーナー（フランス人）の思考で出している料理であって、自分の作りたい料理ではない、とおっしゃってました。

確かに、こちらのお店はビストロに分類されると思うのですが、これからシェフがオープンされるお店はガストロノミーに分類されるんだろうなという気がします。
ガストロノミーのお料理はビストロに比べると、見た目もキレイ、味も繊細な感じがすると思います。

シェフの本気料理は食べたことがないので、本当に楽しみです！！

さてさて、そのシェフの計らいで、シェフの友人が経営されている一つ星レストランの厨房を見学しに行ってきました。
一つ星を取るレストランのキュイジニエやパティシエの動きを勉強するという目的です。

専門的な話になってしまうので内容は省略しますが、どこに行ってもフランス人は一緒だなと思ったことがあります。

「ペン誰か持ってない？ペン！」と叫ぶ声が。。。と思ったらやはりフランス人でした。
そして周りにいるフランス人、誰も持っていません。
さっとペンを差し出したのは日本人。
どこも一緒だな〜と思いました。。。
私の職場でも毎日のように、「ユキ！ペン貸して、ペン！」「ユキ！マーカー貸して、マーカー！」
どんなに忙しくても手を止めねばならず、イラッとすることはしょっちゅうです。
おまけに返してと言わなかったら返ってこなかったりします。

毎日頻繁に使うってわかっているのに持って来ないところや、貸して返ってこないなんて日本じゃ本当にありえないですよね！！

おまけに勝手にペティナイフまで取られていたりします。
基本的に自分の包丁は自分で持ってきて使うのですが、自分のなのに自分が使いたい時になくなっていたりするんです。
貸しての一言もなく、勝手に使われ、返ってこない、これが当たり前なのです。

我慢の限界で、この前ついにブチ切れてしまいました！！

ペンは持ってないわ、ペティは持ってないわ、お前それでも料理人か！！ ！！！言っちゃいましたね。

まぁそんなことを言ったところで、フランス人はごちゃごちゃ言い訳をするだけとわかっていたのですが。
そしてその後はどんな言い訳をされようが、どうでもいいわ！！うるさい黙れ！！と言うのみです。

汚いフランス語ばっかり身についてしまうのです。。。（苦笑）

higashi